
鼻隠しの役割って何?塗装が必要な理由も解説
外壁の塗装を考えた時に、見積書に鼻隠しと書かれていてもピンと来ない方が多いでしょう。以前からのブログで破風や雨樋の塗装の必要性をそれぞれご紹介してきましたが、鼻隠しも塗装は必要なの?と疑問に思う方がいらっしゃいます。そこで今回は鼻隠しの役割や鼻隠しの塗装の必要性について解説いたします。 目次 1.鼻隠しの役割とは?2.鼻隠しの塗装が必要な理由3.鼻隠しを塗装するタイミング4.鼻隠しの塗装 施工事例5.まとめ 1.鼻隠しの役割とは? 鼻隠しと言われてもどこの部分だろう?と思いますよね。鼻隠しは、屋根の軒先に設置されている横板状の部材です。雨樋が付く法の軒先の先端に設置されています。言葉で説明しても分かりづらいので色付けしてみました。写真の赤色で色付けしている部分が鼻隠しです。見た目はあまり役割がなさそうなそうに見えますが、役割が4つもあります。 ①雨樋の下地材 軒先に設置されている鼻隠しは、屋根に降り注いだ大量の雨水を受ける雨樋を取り付ける下地材の役割を果たしています。そのため、鼻隠しが傷んでいると雨樋の不具合につながります。 ②屋根の耐風性を高めている 屋根内部への風の吹き込みを防いでくれるのが鼻隠しです。屋根自体は浮力に対して弱い構造で、台風時に屋根が被害を受ける可能性が高くなりますが、それを防ぐのが鼻隠しです。 ③建物の耐久性の向上 鼻隠しがあることで雨水が屋根内部に浸み込むのを防ぎ、垂木や野地板の切り口が雨水により腐食するのを防いでくれます。 ④見た目の向上 鼻隠しは屋根の下にある垂木の切り口を隠すために取り付けれられています。垂木の切り口を隠すことで、見た目が整って見えます。 2.鼻隠しの塗装が必要な理由 鼻隠しの塗装が必要な理由は2つです。それぞれご紹介します。 1.見た目の向上させるため 破風板と同じで見た目を向上させるために塗装が必要です。鼻隠しが家の外観にも影響するため、塗装を行うことで建物の見た目を良くする事ができます。色あせや汚れが目立つ場合は塗装を行うことで、見違えるほどキレイになります。 2.耐久性を向上させるため 鼻隠しは雨や紫外線の影響を受けて劣化をしやすい場所ですが、塗装をすることで劣化を遅らせることができます。木製の鼻隠しは塗装をせずに放置すると湿気を吸収して腐食が進みやすくなります。金属製の場合も、劣化をすると錆や腐食の原因になます。塗装をしないまま放置してしまうと家全体の寿命を縮める原因にもなりますので、鼻隠しの塗装は必要不可欠です。 3.鼻隠しを塗装するタイミング 鼻隠しを塗装するタイミングは、素材の種類や劣化状況によって変わります。一般的には10年を目安に検討し始めると良いかと思います。ただ、10年はあくまでも目安であり、海沿いや降雪量の多い地域などは劣化が早まる可能性があります。外壁や屋根の塗装をする際に、一緒に鼻隠しの塗装をされるのをおすすめします。 4.鼻隠しの塗装 施工事例 熊本市東区 事例 【施工前】【施工後】外壁や屋根の塗装をする際に一緒に行いました。写真では少し分かりづらいかもしれませんが、塗装をしたことにより見た目と耐久性が向上しました。 熊本県合志市 事例 【施工前】【施工後】こちらのお客様も外壁と屋根の塗装をする際に一緒に鼻隠しの塗装を行いました。しっかりと見ると施工前は白い部分の汚れがありますが、施工後はキレイになっています。 5.まとめ 今回は鼻隠しの塗装について解説をしました。鼻隠しは雨樋の手間にありますが、雨樋の下地材の役割があったり、鼻隠しがあることで建物の耐久性が向上し、屋根の耐風性を高めてくれたりします。そのため劣化してしまうと建物の耐久性が弱くなってしまいます。外壁・屋根と同じで、塗装が必要ですので、同じタイミングで塗装を検討しましょう。 熊本県内の屋根・外壁のご相談はジョブズペイントへ! シアーズホームの住宅リフォーム専門店jobsペイントは、熊本市内に2か所のショールームを完備しています。屋根・外壁に関してのご相談がありましたら、是非ご来場ください。ショールームの予約はこちらをクリック!メールでのご相談・お問い合わせも受け付けております。ホームページでのお問い合わせはコチラをクリック!HPでは豊富なリフォーム施工事例を紹介しています。屋根塗装・外壁塗装の施工事例をご覧になりたい方はコチラをクリック!お電話でも、ご相談や見積依頼、ご不明点をお伺いできますので、お気軽にご連絡下さい。ショールーム電話番号:0120-370-225
2025.06.08(Sun)
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