外壁のチョーキング現象って何?放置してしまったらどうなる?
2025.09.26 (Fri) 更新
外壁の劣化の目安はチョーキング現象ですと言われても、「チョーキング現象ってなに?」と思われる方が多いです。
チョーキング現象という言葉は、建築用語ですので聞きなじみがない方も多いです。
そこで今回はチョーキング現象について、チョーキング現象が何なのか、チョーキング現象が起きる原因、チョーキング現象を放置してしまうとどうなるのかについて詳しくご説明します。
外壁の劣化についてお悩みの方やそろそろ塗装をが必要なのか疑問をお持ちの方は、ご参考にしていただけると幸いです。
目次
1.チョーキング現象とは?
2.チョーキング現象が起きる原因は?
3.チョーキング現象を放置してしまうとどうなる?
4.まとめ
1.チョーキング現象とは?
チョーキング現象とは、古くなった外壁に触ったり、服が触れたりした時につく白い粉のようなものです。
手で触るとこの写真のように粉がついたようになります。
こちらは、外壁塗装の塗膜が劣化すると起こる症状の一つです。
新築時にアクリル塗料が使用されている場合は、築6~7年頃からチョーキング現象が始まります。
チョーキング現象は、外壁の防水機能が低下してきているというサインです。
外壁の劣化症状がチョーキングだけであれば、今すぐ外壁やお住まいに重大な問題が起こることは少ないのでご安心ください。
2.チョーキング現象が起きる原因は?
チョーキング現象の主な原因は経年劣化による自然劣化と業者の施工不良の2つです。
メーカーの想定している耐用年数の前後に起こるものは経年劣化で、耐用年数の半分にも満たずしてチョーキング現象がおこった場合は、業者の施工不良によるものと考えられます。
原因①自然劣化
紫外線は、外壁の塗膜にとって脅威をもたらすもので、塗膜に化学変化を起こし、徐々に分解されて、チョーキングを起こします、
また太陽による熱も化学変化を促進して、塗膜を分解させてしまいます。
雨による水分も化学変化の原因となり物理的に塗膜を傷つけてしまいます。
風邪による砂ぼこりも塗膜を傷つけます。
時間の経過とともに劣化が進行し、外壁塗装の成分分離が進み、成分の1つである顔料が外壁表面に表出されたものがチョーキングとなります。
原因②業者による施工不良
業者による手抜き工事もチョーキングの原因となってしまいます。
その場合は、メーカーが伝えている耐用年数よりも早く起ってしまいます。
施工する時に必要な事を怠ってしまうと、早い段階でチョーキング現象が起こってしまいます。
塗装工事を行って1年程度でチョーキング現象が起こる場合は不良施工ですので、
3.チョーキング現象を放置してしまうとどうなる?
チョーキング現象は、薄っすらと色が付くもの、べったりと色が付くもの、チョーキングの進行具合により、軽度なものから重度のものまで様々です。
発生をしているからすぐに塗装が必要となるわけではありません。
ただチョーキング現象は外壁を保護する塗装が劣化したことを知らせるサインであり、外壁がむき出しになっている状態です。
防水機能もほぼない状態ですので、カビやコケが発生する原因となります。
そして、水分の吸収と乾燥を繰り返すと状態は悪化してしまい、塗膜にひび割れが発生する原因となります。
そこから水分が外壁内部に入り込むと雨漏りや内部の腐食、外壁が剥がれてしまいます。
建物の寿命を短くしてしまいますので、チョーキング現象を放置してしまうことはリスクに繋がります。
そのため、チョーキング現象がある場合は、早めに相談されることをおすすめします。
4.まとめ
今回は、外壁のチョーキング現象についてご紹介しました。
外壁のチョーキングとは、外壁の表面を触ると粉上のものが付着する現象のことです。
チョーキング現象は外壁の劣化状況を示すサインですので、新築で築年数が経っている場合は、塗装を検討されることをおすすめします。
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