水切りの塗装って必要?水切りの役割も解説します
2025.05.25 (Sun) 更新
外壁塗装をする際に水切りの塗装も提案されて、「水切りってどこの場所?塗装が必要なの?」と思われる方も少なくありません。
そこで、今回は水切りの役割とメンテナンスの重要性、塗装のポイントについて解説いたします。
目次
1.水切りってどこの部分?
2.水切りのメンテナンスの重要性
3.水切りは全ての材質で塗装が必要なの?
4.水切り塗装のポイント
5.まとめ
1.水切りってどこの部分?
水切りと聞いてもどこの部分か分からない方もいらっしゃるかと思います。
水切りは、外壁や基礎に雨が当たるのを防ぐ仕切り板のことで、基礎に雨水が直接当たることを防ぎ、床下への漏水を防ぐ役割があります。
基礎に雨水が直接当たったり、床下へ漏水したりすると、床に湿気がこもってしまいます。
床下の湿気はシロアリの被害に遭うリスクがありますので、木造住宅であれば注意が必要です。
中には水切りがない家もありますが、基本的に雨水が外壁を伝わり土台や基礎に流れ込まない構造であれば、問題がありません。
2.水切りのメンテナンスの重要性
水切りそのものが劣化や損傷をすると、基礎に直接雨水が当たるようになり、そのまま放置すると床下に雨水が侵入します。
床下に雨水が侵入してしまうと、床下に湿気がこもってしまい、内部を腐食させてしまう原因になります。
内部の腐食が進行すると建物の耐久性が低くなったり、シロアリが発生したりする可能性があります。
木造住宅は注意しておく必要がありますが、それ以外の鉄筋コンクリート造でも、水切りの劣化が見られた場合、コンクリート内部の鉄筋を錆びつかせてしまう可能性もあります。
建物の耐久性が低くなると、耐震性性能も低下してしまいますので、大地震が来た際には倒壊してしまう可能性があります。
そのため、水切りが劣化していた場合や凹みがある場合などは補修や交換、塗装などのメンテナンスが必要になります。
3.水切りは全ての材質で塗装が必要なの?
水切りは材質によって塗装ができるかどうかが違います。
塗装ができる材質
スチール製や鉄製の場合、水切りの塗装が可能です。
塗装をすることにより、サビを防止したり、水切りの強化に繋がったりします。
塗装ができない材質
水切りの材質がアルミ製・ステンレス製の場合、塗装はおすすめできません。
塗装をしたとしても、剥がれてしまう可能性があります。
塗装が必要かどうかの材質の見分け方
磁石が水切りにくっつくかどうかで材質を確認することができます。
アルミ製とステンレス製の場合、磁石はくっつきませんが、鉄製とスチール製の場合は磁石がつきます。
そのため磁石がつけば、塗装が必要と考えていただいたらいいかと思います。
4.水切り塗装のポイント
水切り塗装で注意しておくことを解説します。
錆びがある場合は錆止め塗装をする
水切りに錆がある場合は、錆止め塗装を行いましょう。
錆があるのに、普通の塗装で行うと錆が広がってしまう場合もあります。
業者に見てもらう時に確認をしましょう。
DIYでは行わない
土台の水切りであれば、簡単に塗装ができると考える方がもしかしたらいらっしゃるかもしれません。
水切りは塗装の面積が小さいので塗装の技術がないと外壁や基礎に塗料がつく可能性があります。
また仕上がりもキレイにならないことが予想されますので、キレイに仕上げるために、業者に依頼をしましょう。
5.まとめ
今回は水切りの役割と塗装について塗装が必要なのかを解説しました。
水切りは建物にとって重要ですので劣化が見られる場合は、適切なメンテナンスをする必要があります。
そのままにしておくと、建物の耐久性が低くなってしまいますので注意が必要です。
外壁塗装をお考えされる時に、水切りも塗装が必要かどうか確認されることをおすすめします!
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